【10月25日 AFPBB News】バーチャルシンガー「初音ミク(Miku Hatsune)」のショーが25日、東京・中央区の浜離宮恩賜庭園(Hama Rikyu Gardens)で、翌26日からの本番を前に関係者に公開された。

 江戸から東京へに改称され、「東京府」(当時)開設から150年を記念した「東京150年祭」の一環。初音ミクのショー「刻をあそぶ時空の旅~初音ミク Links Tokyo150~」は、プロジェクションマッピングによるイベントだ。

 ミクは、園内の「潮入の池」に設置された「ウオータースクリーン」に登場。噴水のように噴き出る水を高さ15メートル、幅30メートルの大きさのスクリーンに見立て、そこにミクが映し出された。由緒ある庭園ながら、背景の高層ビルの夜景と相まって、東京の150年の歴史を描いた空間になっていた。

 約15分間のパフォーマンス映像は、ミクが女学生風の着物やセーラー服姿など衣装を変えながら、明治から平成までの流行歌を歌い上げた。

 28日までの開催期間中は、1日4回のステージのミクのショーのほか、野だてや東京産食材を使った料理などが振る舞われるプログラムも用意されている。(c)AFPBB News