【10月5日 AFP】中国外務省の華春瑩(Hua Chunying)報道官は5日、談話を発表し、11月の米中間選挙に中国が干渉しているとのマイク・ペンス(Mike Pence)米副大統領の主張に対し、「いわれのない非難」で「大変ばかげている」と反論した。

 ペンス副大統領は4日、中国による軍事的威圧や人権および知的財産権の侵害について強く非難し、中国を11月の米中間選挙に干渉する悪玉とみなす姿勢を示した。

 華報道官はペンス氏の主張について、「中国の国内・外交政策にいわれのない非難を浴びせ、中国が米国の内政と選挙に干渉していると中傷した」と反発。米国側が中国との正常な交流や協力関係を非難することは「大変ばかげている」と批判した。

 また「中国は内政不干渉の原則を順守しており、米国の内政や選挙への干渉には関心がない」と強調し、米国に対し「悪い行いを正し、中国に対する根拠のない非難や中傷、中国の国益や中米関係を損なう行為を中止」するよう求めた。(c)AFP