【9月30日 AFP】イタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は、2018年の最優秀ゴール「FIFAプスカシュ賞(FIFA's Ferenc Puskas Award)」に選出されたモハメド・サラー(Mohamed Salah)のゴールよりも、自身の決めたオーバーヘッドシュートが優れているとの見解を示した。

 ロナウドはインスタグラム(Instagram)の1億4200万人のフォロワーに対し、「サラーはプスカシュ賞にふさわしい。良いゴールだった。でも、正直になって、自分たちをごまかすのはやめよう。僕のゴールがベストだ」と投稿した。

 ロナウドは年間最優秀選手賞でも、レアル・マドリード(Real Madrid)の元チームメートであるルカ・モドリッチ(Luka Modric)に敗れた。

 リバプール(Liverpool FC)に所属するサラーは、昨年12月にイングランド・プレミアリーグの対エバートン(Everton)戦で決めた、カーブをかけたシュートでプスカシュ賞受賞を果たしている。

 ロナウドは「落胆はしていない。人生というのはこんなもの。誰かが勝てば、負ける人もいる。この15年間のキャリアの中で、同じレベルのパフォーマンスをなんとか維持できていることに興味がある」「賞は賞だ。もういろいろな賞を手にしている。受賞するためではなく、勝つためにプレーしている」とつづった。

 英ロンドンでの授賞式を欠席したロナウドは、それから5日を置いて元レアルのチームメートを称賛し、「受賞者のみんなや、FIFA最優秀選手賞のモドリッチにおめでとう」と続けた。

 ロナウドは、昨年の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)準々決勝で、現在所属しているユベントスを相手にアクロバチックなシュートで得点を決めていた。(c)AFP