【9月30日 AFP】18-19イタリア・セリエAは29日、第7節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のパスからマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)が2得点を挙げるなど、退場者を出したナポリ(SSC Napoli)に3-1で逆転勝利し、その勝ち点差を6に広げた。

 ロナウドが全3得点を演出したユベントスは開幕7連勝を飾り、勝ち点を21に伸ばしている。今季2敗目を喫したナポリは同15のままとなった。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は「ロナウドはサッカーを楽しんでいる。チームと一体化している」とコメントした。

「彼は桁外れな選手だ。パスは格別で今夜は今季最高のロナウドだった。(欧州チャンピオンズリーグ<UEFA Champions League 2018-19>の)バレンシア(Valencia CF)戦の30分間と同じレベルだった」

 ユベントスとナポリは来週チャンピオンズリーグの試合を控えている。バレンシア戦で退場処分を受けて1試合出場停止処分となったロナウドを欠くユベントスは、ホームでスイス王者のBSCヤングボーイズ(BSC Young Boys)と対戦。ナポリも同じくホームに昨季準優勝のリバプール(Liverpool FC)を迎える。

 開幕ダッシュに失敗したASローマ(AS Roma)は、前半から途中出場したロレンツォ・ペレグリーニ(Lorenzo Pellegrini)のゴールなどでラツィオ(SS Lazio)とのダービーを3-1で制した。

 第5節でボローニャ(Bologna FC)に0-2で敗れるなど危機がささやかれていたローマだったが、フロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)を4-0で下した前節に続き勝利し、今季初の連勝を飾っている。

 この結果ラツィオのリーグ戦の連勝は4で止まり、勝ち点を11としたローマは同都市のライバルと1ポイント差の6位に浮上した。

 ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)とマッテオ・ポリターノ(Matteo Politano)のゴールでカリアリ(Cagliari Calcio)を2-0で下したインテル(Inter Milan)は、チャンピオンズリーグのPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)とのアウェー戦に向けて態勢を整えた。

 ルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督率いるインテルは、勝ち点13で4位につけており、それぞれ1ポイント差でラツィオとローマが追っている。(c)AFP/Emmeline MOORE