【9月24日 東方新報】中国でペットの「葬儀」とは、あまり聞いたことがないかもしれないが、実は需要はある。

 感情的な理由から、特別な方法で記念を残したいと考える飼い主は多い。環境方面への考慮も必要だ。

 現在、中国のペットの死亡数は年間300万匹近いと言われる。死骸の処分については、土葬は簡単で便利だが、公共用地の汚染や衛生上のリスクを軽視できない。

 中国の「動物防疫法」でも、「病死もしくは死因不明の動物の死骸をみだりに放置してはならない」と明確にしており、専門機関を通じて処理することが望ましい。しかしこの分野は、国内の法律や管理面がいまだに空白状態で、混乱した状況が徐々に明らかになっている。

「2017年中国ペット業界白書」によると、53.9%の人がペットの死後の葬儀サービスが必要だと答えている。

 業界アナリストは、法律による業界規則や技術基準などを策定し、管理における職務上の責任などを明確にした上で、業界の環境保護化や安全化に導く発展をしていかなければならないと指摘している。(c)東方新報/AFPBB News