【9月12日 AFP】今週末に行われる男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2018)準決勝でスペインと対戦するフランスのヤニック・ノア(Yannick Noah)監督は、相手のラファエル・ナダル(Rafael Nadal)の欠場は「全てを変える」と述べた。

 四大大会(グランドスラム)を17度制しているナダルは2004年と2008年、2009年、2011年にそれぞれスペインの優勝に貢献しているが、膝のけがにより仏リール(Lille)で行われる前年王者との試合を欠場することが決定した。

 ナダルは全米オープンテニス(The US Open Tennis Championships 2018)準決勝のファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)戦で長年抱えていた膝の問題が再発し、セットカウント0-2になったところで試合を棄権した。

 フランスを率いるノア監督は11日、会場のスタッド・ピエール・モーロワ(Stade Pierre Mauroy)で行われた記者会見で「彼がここに来られないのは、一人のテニスファンとしてがっかりしている」と話し、以下のように続けた。

「しかし、フランスの監督として見た場合、彼の欠場は試合の全てを変えると思う。構成が完全に異なるし、とりわけ準備の面では大きく違ってくる。ナダルが出場すれば、それだけでスペインに2勝が与えられるようなものだ。今は状況が変わったので、それに適応しなければならない」

 スペインはナダルの代わりに世界ランキング55位のアルベルト・ラモス・ビノラス(Albert Ramos-Vinolas)が出場する予定であるが、これについてノア監督は「当然、われわれのチャンスが大きくなった」と認めながらも、「選手の名前だけ見れば、スペインの方がまだ強いはずだ」と警戒した。

 スペインではラモス・ビノラスのほか、世界ランク21位のパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno-Busta)や同26位のロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut)、同74位のフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)、同101位のマルセル・グラノリェルス(Marcel Granollers)がメンバーに名を連ねた。

 対するフランスは、世界19位のリュカ・プイユ(Lucas Pouille)や同24位のリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)、同54位のブノワ・ペール(Benoit Paire)、同57位のジュリアン・ベネトー(Julien Benneteau)、同150位のニコラ・マウー(Nicolas Mahut)が出場する。(c)AFP