【9月1日 AFP】ミャンマー中部で、モンスーンの豪雨でダムの放水路が決壊して発生した洪水により、4人が死亡、3人が行方不明になっていることが分かった。当局者が先月31日に確認した。ダム決壊から2日を経て、死傷者が報告されたのは初めて。

 社会福祉・救済復興省の幹部であるピュー・レイ・レイ(Phyu Lei Lei)氏は、男性3人と女性1人、計4人が死亡したと発表。同氏はAFPに対し、8月31日朝に得た情報によれば他に3人が洪水で行方不明になっていると明かした。

 同国では先月29日朝、貯水容量2万立方メートル超のゾーチャウン(Swar Chaung)ダムの放水路が決壊。周辺の村や農地に大量の水が流れ込み、6万人超が暮らす平野部に壊滅的被害をもたらした。(c)AFP