【8月30日 CNS】中国航空工業集団(Aviation Industry Corporation of China)は26日、自社開発した海難救助用の大型水陸両用機AG600「鯤龍(Kunlong)」が広東省(Guangdong)珠海金湾空港(Zhuhai Jinwan Airport)から離陸し、湖南(Hunan)、湖北(Hunan)各省空域を経由し、湖北省の荊門ショウ河空港(Jingmen Zhanghe Airport)に到着し、無事に飛行テストを終えたと発表した。今後は、水上での飛行テストを行う。

 AG600は、森林火災の消火活動や水上での救援を目的とした大型ジェット機で、国が掲げる緊急救援のシステム構築を図る上で、重要な航空設備の役割を果たすことになる。

 2017年12月24日に初フライトに成功して以来、飛行時の各性能テストを完成させており、今後は本格的に水上飛行関連テストを実施していくという。(c)CNS/JCM/AFPBB News