【8月23日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は22日、2019年シーズンの開幕シリーズで、オークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)とシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)が東京で2試合を行うと発表した。

 来季のMLBは、3月20日と21日に東京ドーム(Tokyo Dome)で行われるこのシリーズで開幕し、シーズン中にはその魅力を広げるべく、英ロンドンやメキシコでも試合が行われる。

 MLBの開幕戦が海外で行われるのはこれが8度目となるが、日本での開催は通算4度目。前回の日本開催でもアスレチックスとマリナーズが、2012年に東京で2試合のシリーズを行っている。

 残りのリーグ戦は3月28日から本格的に開幕。全30チームに1年を通して追加のオフを与える目的で、162試合にわたる厳しいシーズンの開幕が前倒しになり、慣習的な開幕日はMLB史上最も早いものとなる。

 19年シーズンに予定されている海外開催での試合には、6月29日から30日にかけてロンドンで行われるボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)対ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)戦がある。

 レッドソックスとヤンキースが両本拠地以外で対戦するのはこれが初めてとなり、試合は2012年のロンドン五輪のメイン競技場で、現在はサッカーイングランド・プレミアリーグのウェストハム(West Ham)がホームとして使用するロンドン・スタジアム(London Stadium)で行われる。

 一方、メキシコの都市モンテレイ(Monterrey)では4月13日と14日にシンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)とセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)の試合が行われ、5月4日と5日にはロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)とヒューストン・アストロズ(Houston Astros)が同都市で対戦する。(c)AFP