ニーズか、わがままか? 中国の航空会社が新種の航空券発売
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同航空会社の市場責任者によると、一人多席制度を利用した追加の席の購入は、時間と座席利用率の影響を受けるので、他の乗客が航空券を購入する妨げにはならないとしている。
座席利用率に基づいて設定されるため、離陸する72時間前にならないと発売を開始できず、離陸の24〜72時間前の座席利用率が70%以下であることが販売の条件だとしている。例えば、春節期間中など離陸24〜72時間前の座席利用率が70%を上回っている場合、「一人多席」用の追加の席を販売することはできない。
■専門家「他人の利益を阻害しない状況ならば賛成」
業界内の専門家は、航空会社が「一人多席」用の席を追加で販売することにより、有休資源を掘り起こすことができるだけでなく、多くの旅客の異なる需要を満たせるとしている。
中国民航管理幹部学院の鄒建軍(Zou Jianjun)教授は、「空いた座席を販売することは航空会社に収益をもたらし、他人の利益の足を引っ張ることもなく、消費者に多くの選択肢を提供するので、素晴らしいアイデアだ」と語る。(c)CNS/JCM/AFPBB News
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