【8月4日 AFP】第24回世界バドミントン選手権大会(2018 TOTAL BWF World Championships)は3日、男子ダブルス準々決勝が行われ、大会第5シードの嘉村健士(Takeshi Kamura)/園田啓悟(Keigo Sonoda)組が21-19、21-18で第1シードのマーカス・フェルナルディ・ギデオン(Marcus Fernaldi Gideon)/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(Kevin Sanjaya Sukamuljo)のイドネシア組を撃破した。

 この試合では第2ゲームの序盤に合計117ショットに及ぶラリーが展開され、いつまでも終わりそうもない消耗戦に観客から苦笑いがこぼれる一方で、両ペアは息を切らしていた。

 インドネシアのペアは第1ゲームを19-21で落とした後、この激しいラリーも最悪の結果に終わった。ラリーの間には互いに相手のアタックを待つようなプレーが繰り返されるなど、不愉快な印象を抱かせるだけの場面があった。

 両ペアによるシャトルの応酬に観客から笑いが起きた後、最後は嘉村のショットに反応したギデオンのリターンが大きく外れた。世界バドミントン連盟(BWF)によるとラリーは合計117回を数え、日本がポイントを取って第2ゲームを7-4でリードした。

 嘉村/園田組はこれで試合の流れを完全に引き寄せ、試合を制して準決勝に駒を進めた。(c)AFP