FWモーガンが圧巻のハット、なでしこは2-4で米国に敗れる
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【7月27日 AFP】サッカー女子のトーナメント・オブ・ネーションズ(2018 Tournament of Nations)は26日、米カンザスシティー(Kansas City)で行われ、米国代表がアレックス・モーガン(Alex Morgan)のハットトリックなどで日本代表に4-2で勝利した。
キャプテンを務めるモーガンは前半18分、前半26分、後半11分にそれぞれゴールし、2015年に行われたW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)の決勝戦と同様、米国が日本に完勝した。
米国は2019年W杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)の北中米カリブ海予選に向けた強化を目的に今大会に出場しており、もう一つの得点はミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)が挙げた。
この日のハットトリックによってモーガンの代表通算記録は143試合89ゴールとなり、信じられないような得点力を維持。29歳のモーガンは直近16試合で16得点をマークしている。
日本のゴールは前後半にそれぞれ生まれ、前半20分に田中美南(Mina Tanaka)が、試合の終盤には阪口萌乃(Moeno Sakaguchi)が得点を挙げた。
同日に行われたもう一方の試合では、オーストラリアが3-1でブラジルとの大会初戦を制し、チームの士気を高めている。
オーストラリアは、ブラジルのDBポリアーナ(Poliana)によるオウンゴールで試合開始からわずか9分でリードを奪うと、同終了間際にタメカ・バット(Tameka Butt)が追加点を挙げ、後半5分にはサマンサ・カー(Samantha Kerr)が3点目をマークした。
後半34分にはデビーニャ(Debinha)が得点を奪い、ブラジルにとって唯一のゴールを記録した。(c)AFP