江蘇省警察がサッカー賭博サイト摘発 違法収益115億円
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■サーバーは中国国外に
「趣彩網」のメインサーバーはフィリピンにあり、中国外で協力者がサイトを立ち上げ、そこから中国内のレンタルサーバーを経由しサイトを開設したことがわかっている。
また、サイト運営者は国内で「代理人」を誘い込み、会員数が増えれば、「代理人」はリベートをもらえる仕組みだった。容疑者の供述によると、中には2年間で1500万元(約2億5000万円)の利益を得た者もいた。
捜査により、趣彩網には1000人以上の「代理人」が存在し、それぞれ個別に違法で得た利益は数千万元にも及んでいたこともわかった。利用者である登録会員は、全国各地に約75万人いた。
■増える未成年、第三者支払い機関の管理も不十分
警察側は今回の「趣彩網」捜査の中で、こうしたネット賭博には、多数の未成年者が賭博に参加しているということを把握し、第三者支払い機関の管理が不十分であること、ネット運営時のサーバーへの監督管理強化などの問題を指摘している。
会員にとって魅力的だったのは、趣彩網の会員登録時の条件が簡単で誰でも登録ができ、個人情報などに対する厳しい審査もなく、携帯電話の番号のみで登録が可能だった。また若者に人気のあるサッカーなどのスポーツイベントの試合結果を賭けの対象にすることで、多くの中高生が引きつけられた。
また、趣彩網などで利用された第三者支払い機関の多くが国の許可を得ていない。そこで賭博運営サイトでは、架空の通販サイトを開設しトンネルとして利用。サイト内で正式に契約した合法の第三者支払い機関を、賭博の決済目的などに利用していた。
通販サイトとして運営していた「趣彩網」は、ペーパーカンパニーであり、サイトの内容も国家が法律で禁止しているインターネット上での違法賭博行為であるにもかかわらず、レンタルサーバーを経由することで登記審査が通るなど、レンタルサーバー会社の監督管理問題の現状も露呈した。(c)東方新報/AFPBB News
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