【7月26日 AFP】2018年の米国競馬クラシックで三冠を達成し、史上13頭目の三冠馬となったジャスティファイ(Justify)が引退することが、25日に発表された。ボブ・バファート(Bob Baffert)調教師の話では、足首のけがが理由だという。

 バファート調教師は「ジャスティファイは足首が腫れていて、秋のシーズンに向けて回復が思わしくなかった。また走るところを見たいと誰もが思っていたが、馬を万全の状態に仕上げる最終的な責任があるのはこの私。あと60日から90日はなければ、確信が持てない」と話した。

 米ウィンスターファーム(WinStar Farm)などを馬主とするジャスティファイは、2月に鮮烈なデビュー戦勝利を飾ると、5月のケンタッキーダービー(144th Kentucky Derby、3歳、ダート約2000メートル)では2着に2馬身半差をつけ、1882年のアポロ(Apollo)以来となる3歳デビューからの同レース優勝を飾った。

 その後、ケンタッキーダービーと同様の重馬場となったプリークネス・ステークス(143rd Preakness Stakes、3歳、ダート約1900メートル)を制したジャスティファイは、6月のベルモント・ステークス(150th Belmont Stakes、3歳、ダート約2400メートル)も約2馬身差で力強く逃げ切り、シアトルスルー(Seattle Slew)以来となる無敗の三冠を達成した。

 ジャスティファイに騎乗したマイク・スミス(Mike Smith)騎手は、「これほど乗っていて負ける気がしない馬はいなかった。命を削らずにこの馬と肩を並べて走れる馬はいなかったし、追いつける馬もいなかった」と話した。

 ジャスティファイの最終戦績は6戦6勝で、獲得賞金は379万8000ドル(約4億2000万円)。8月上旬にウィンスターファームへ戻るという。牧場のエリオット・ウォールデン(Elliott Walden)会長は「ブリーダーズカップ(Breeders' Cup)のクラシックをキャリア最終戦にしたいというのがみんなの願いだったが、かなわなかった」と話した。

 ジャスティファイは28日にデルマー競馬場(Del Mar Racetrack)で引退パレードを行い、カリフォルニアのファンに別れのあいさつをする予定となっている。また、ケンタッキー州のウィンスターファームへ行けば今後もジャスティファイに会うことができる。(c)AFP