【7月25日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は24日、今年の男子年間最優秀選手賞の候補となる10人のリストを発表し、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)やリオネル・メッシ(Lionel Messi)らの常連に加え、W杯ロシア大会(2018 World Cup)で優勝したフランスのキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)やアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)、ラファエル・バラン(Raphael Varane)も名を連ねた。

 また今回のW杯でMVPに輝き、クロアチアの決勝進出に貢献したルカ・モドリッチ(Luka Modric)も候補に選ばれた。

 ベルギーからはエデン・アザール(Eden Hazard)とケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)の2人が、イングランドからはハリー・ケイン(Harry Kane)が、そしてエジプトからはリバプール(Liverpool FC)に所属するモハメド・サラー(Mohamed Salah)が候補に入っている。

 その一方で、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に在籍し、W杯では準々決勝でベルギーに敗れたブラジルのネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は選ばれなかった。

 また、男子の年間最優秀監督賞の候補には、フランスのディディエ・デシャン(Didier Deschamps)氏やレアル・マドリード(Real Madrid)を欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)で3連覇に導いたジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏ら11人が候補になっている。

 各部門ともファンによる投票を経て、9月上旬には最終候補のメンバーが明らかになる。

 FIFA最優秀選手賞と仏サッカー専門誌「フランス・フットボール(France Football)」によるバロンドール(Ballon d’Or)の6年間にわたる統合は2016年に終わりを迎え、FIFAが年間表彰式を行うのは今回が3度目となる。(c)AFP