【7月1日 AFP】テニス、ネーチャーバレー国際(Nature Valley International 2018)は30日、女子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は7-5、7-6(7-5)でベラルーシのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)との熱戦を制し、次週開幕するウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)に向けて自信のつく優勝を飾った。

 世界ランキング2位の27歳は、今年初めに全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)を制して自身初の四大大会(グランドスラム)のタイトルを手に入れて以来となる今季2勝目、通算では29勝目を飾った。20歳のサバレンカとの経験の差を生かし、どちらのセットもサービングフォーザセットのピンチを迎えながら、ブレークを奪って逆転した。

 ウォズニアッキがこの大会を優勝するのは2009年以来2回目で、同じ年の男子シングルスは、現在サバレンカのコーチを務めるドミトリー・トゥルソノフ(Dmitry Tursonov)氏が制していた。

 ウォズニアッキは「すごく大きな勝利です。(トロフィーが)こんなに重いというのを忘れていました。約10年が経つ今も、このレベルでプレーできているのは素晴らしいことです」とコメントした。

 男子シングルスはミーシャ・ズベレフ(Mischa Zverev、ドイツ)が6-4、6-4でルーカス・ラッコ(Lukas Lacko、スロバキア)に勝利して優勝した。(c)AFP/Glyn KIRK