【6月26日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は25日、グループAの試合が行われ、ウルグアイがロシアを相手に3-0で勝利した。

 ウルグアイはルイス・スアレス(Luis Suarez)の先制点もありグループAの首位突破を決めたが、開催国のロシアはこの試合で退場者を出している。

 スアレスによるピンポイントのFKとデニス・チェリシェフ(Denis Cheryshev)のオウンゴールでウルグアイは試合開始23分の時点で2-0とリードし、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が終盤に3点目を挙げた。

 開幕2連勝を飾っていたロシアは前半36分、右サイドバックのイゴール・スモルニコフ(Igor Smolnikov)がこの日2枚目のイエローカードを受け退場となり、10人になった。

 ウルグアイは、同国史上初めてW杯のグループステージを全勝で勝ち上がりを決めている。

 ウルグアイは30日にソチ(Sochi)で行われる決勝トーナメント1回戦の試合で、グループBのスペイン、ポルトガル、イランのうち2位で通過したチームと対戦する。

 この試合の開始を前に16強入りを決めていたロシアは、2位通過になったことで休養日が1日多くなり、7月1日に行われるグループB首位との決勝トーナメント初戦は、モスクワのルジニキ・スタジアム(Luzhniki Stadium)で大きな声援を受けるというせめてもの慰めを手にした。(c)AFP