D・ジョンソンが単独首位、松山は26位Tで予選通過 全米OP
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【6月16日 AFP】男子ゴルフの米国ツアーメジャー第2戦、全米オープン選手権(2018 US Open Championship)は15日、ニューヨーク州のシネコックヒルズGC(Shinnecock Hills Golf Club)で2日目が行われ、この日3アンダー「67」の好スコアを記録したダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が通算4アンダーで単独首位につけた。
突風が吹き荒れた午前から一転して午後は太陽の光が降り注ぐなか、ジョンソンはどちらの天候にも対応して今大会の出場選手では唯一のアンダーパーを記録し、イーブンパーの2位タイに続いた同胞のチャーリー・ホフマン(Charley Hoffman)とスコット・ピアシー(Scott Piercy)に4打差をつけた。
一方、2015年大会以来の出場となったタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は、初日の「72」に続いてこの日も「78」をたたき、通算10オーバーで予選落ちとなった。この2日間はジョンソンと同組でラウンドし、「ダスティンは自分のプレーを完全にコントロールしていた。勢いよく堅実にボールを打っていたね。風がかなり激しく、午前中には雨も降っていたけれど、彼はうまく打球を飛ばしていた」とライバルを評価した。
前半の9ホールで2バーディーを記録したジョンソンは、折り返しの1番ホールではグリーン横のバンカーショットに手こずり、この日唯一のボギーをたたいた。しかし、パー3の7番では約14メートルのパーパットがカップ手前でいったんは止まりそうにながらも最後は穴に吸い込まれるなど、後半も2バーディーを重ねてスコアを伸ばした。
2016年大会覇者のジョンソンは、観客を大いに沸かせた7番のバーディーについて「あれは良かった。打球が半分くらい転がったときには、カップに向かってかなり良いラインだと分かった。そして、前からポトンと入ってくれた」とコメントした。
日本勢では松山英樹(Hideki Matsuyama)が通算5オーバーの26位タイで予選を通過した。(c)AFP/Rebecca BRYAN