子どものお祝いの相場は数十万円? 中国のご祝儀貧乏事情
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■葛藤
友人たちに不平不満をいわれるリスクを冒してまで、なぜ第2子の満1か月の宴会をするのだろうか。
ある人は、「両親にとっては、第1子の満1か月だけのお祝いをして、第2子のお祝いをしないのは不公平であり、また、えこひいきをしているように感じられる。それに、伝統儀式でもあり、子どもの健やかな成長を祝う意味もある。親戚や友人を招待し、楽しく食事をして、喜びごとを分かち合いたいと考えている」と話した。
また、「本当は私も満1か月のお祝いをしたくないが、家の年長者は必ずやるようにと言う。私たちもこれまで、第2子のご祝儀を払ってきたので、正直なところご祝儀を頂くことには葛藤がある」と話す人もいる。
■「生後満1か月の祝いの酒」見直しも
「満1か月の宴会の意味は、客が集まり、家の主人に祝いの言葉を述べ、小さな主役を祝福するということだ。現在は、生活の向上に伴い、ご祝儀の本来の意味も次第に変わってきた。客であろうと、両親であろうと、暗黙のルールを把握しなければならなくなった」。民俗学の専門家である高巍(Gao Wei)氏はこう話す。
「盲目的に見えを張り合うのではなく、感謝の気持ちを表す別の方法もある。従来は、手作りの魔除け用のトラ飾りのついた靴や帽子をプレゼントしていた。現代でも、自分の特技を生かして、新しいプレゼントを送ってみるのも斬新だ。金をかけることだけが、気持ちを表す唯一の方法ではない」
高氏は、「満1か月のお祝いに宴会を行うスタイルから、新しい工夫を凝らし、ごく一部の人がお祝いの宴会を利用して金を集めるような悪習を断ち切らなければならない」と話した。
高氏はさらに、「時代が進歩するにつれ、婚礼なども新しい工夫を凝らし、古い習慣を改めなければならない。満1か月を祝う宴会や婚礼の儀式は、本来、おめでたいものだ。人との付き合いにおいて、どんな形であろうが、めでたい意味を受け継いでいくことに意味がある」と強調した。(c)東方新報/AFPBB News
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