【6月14日 AFP】女子テニスの元ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)覇者マリオン・バルトリ(Marion Bartoli、フランス)が13日、肩の故障を理由に現役復帰を断念したことを発表した。今後はコーチへの転身を目指すという。

 2013年のウィンブルドンを制した33歳のバルトリは「残念ながら、復帰への挑戦を止めないといけなくなった」「ベストの状態に戻すために練習量を増やしたことで、再び右肩に痛みが生じてしまった」とツイッター(Twitter)で明らかにした。

 2012年に自己最高の世界ランキング7位を記録したバルトリは、シングルスでキャリア通算8個のタイトルを獲得した。選手として最後の試合は、2回戦でシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)に敗れた5年前のウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2013)となった。(c)AFP