【6月5日 AFP】ペルーサッカー連盟(FPF)は4日、W杯ロシア大会(2018 World Cup)に臨む同国代表の最終登録メンバー23人を発表し、ドーピング違反による出場停止処分が保留となった主将のFWパオロ・ゲレーロ(Paolo Guerrero)が名を連ねた。

 一方でゲレーロのメンバー入りにより、先日行われたサウジアラビアとの国際親善試合で後半からプレーしたMFのセルヒオ・ペーニャ(Sergio Pena)が登録リストから外れている。

 ペーニャはサウジアラビア戦後にインスタグラム(Instagram)を更新し、「今日、私はキャリアの中で最も困難な時間を過ごした。世界中で最も偉大な大会でプレーし、最高の形で母国を代表するのに十分なことをしてこなかったのだと思う」と複雑な心境を記した。

 ドーピング違反により長期間の出場停止処分が言い渡されていたゲレーロだったが、その決定について法廷で争った結果、処分は一時保留に。その後、スイスのザンクト・ガレン(St. Gallen)で行われたサウジアラビア戦で復帰すると、2ゴールを挙げる活躍を披露した。

 1982年大会以来36年ぶりにW杯に出場するペルーは、開幕前の9日にスウェーデンと敵地ヨーテボリ(Gothenburg)で強化試合を行う予定。

 本大会のグループCでは初戦でデンマークと激突し、その後はフランス、オーストラリアと対戦する。

 W杯ロシア大会に臨むペルー代表のメンバー23人は以下の通り。

■ゴールキーパー(GK)
ペドロ・ガジェセ(Pedro Gallese
ホセ・カルバージョ(Jose Carvallo
カルロス・カセダ(Carlos Caceda

■ディフェンダー(DF)
ルイス・アドビンクラ(Luis Advincula
ミゲル・アラウホ(Miguel Araujo
アルド・コルソ(Aldo Corzo
ニルソン・ロヨラ(Nilson Loyola
クリスティアン・ラモス(Christian Ramos
アルベルト・ロドリゲス(Alberto Rodriguez
アンデルソン・サンタマリア(Anderson Santamaria
ミゲル・トラウコ(Miguel Trauco

■ミッドフィールダー(MF)
ペドロ・アキーノ(Pedro Aquino
ウィデル・カルタヘナ(Wilder Cartagena
クリスティアン・クエバ(Christian Cueva
エディソン・フローレス(Edison Flores
パオロ・ウルタード(Paolo Hurtado
アンディ・ポロ(Andy Polo
レナト・タピア(Renato Tapia
ジョシマール・ジョトゥン(Yoshimar Yotun

■フォワード(FW)
アンドレ・カリージョ(Andre Carrillo
ラウル・ルイディアス(Raul Ruidiaz
ジェファーソン・ファルファン(Jefferson Farfan
パオロ・ゲレーロ

(c)AFP