ケーヒルが4度目のW杯へ、豪代表が最終メンバー23人を発表
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【6月3日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)に臨むオーストラリア代表の最終登録メンバー23人が2日に発表され、ベテランFWのティム・ケーヒル(Tim Cahill)が自身4度目のW杯に臨むことが決まった。
38歳のケーヒルは、オーストラリア代表歴代最多となる通算50得点を記録しており、出場した過去3回のW杯すべてでネットを揺らしている。2018年1月に復帰したイングランド2部のミルウォール(Millwall)では出場機会が限られているが、今回メンバー入りを果たした。
イラン出身の19歳ダニエル・アルザニー(Daniel Arzani)や、ディミ・ペトラトス(Dimi Petratos)も最終メンバーに残ったが、一方でジェームス・トロイージ(James Troisi)、ジョシュア・ブリランテ(Joshua Brillante)、ニキタ・ルカビチャ(Nikita Rukavytsya)、フラン・カラチッチ(Fran Karacic)は落選となった。
トミ・ユリッチ(Tomi Juric)のけがを受けて追加招集されたジェイミー・マクラーレン(Jamie Maclaren)もメンバー入り。ユリッチ自身も23人に残っている。
オーストラリアは1日に行われた親善試合でチェコに4-0で快勝したあと、ベルト・ファン・マルワイク(Bert van Marwijk)監督が最終メンバーを発表した。
ファン・マルワイク監督は「トルコ、オーストリア合宿での全選手の努力と取り組みを非常にうれしく思う。選手たちは最終メンバーに残ろうと全力を尽くしていたから、選抜はどのステップも難しいものだった」と話し、チーム全員で集中した取り組みを続けることができれば国民が誇りに思えるような試合ができるはずだと続けた。
オーストラリアは今後、9日にブダペストでハンガリーと親善試合を行った後、フランス、デンマーク、ペルーと対戦するW杯グループリーグの戦いに臨む。
W杯ロシア大会に臨むオーストラリアのメンバーは以下の通り。
■ゴールキーパー(GK)
ブラッド・ジョーンズ(Brad Jones)
マシュー・ライアン(Mathew Ryan)
ダニエル・ヴコヴィッチ(Daniel Vukovic)
■ディフェンダー(DF)
アジズ・ベヒッチ(Aziz Behich)
ミロシュ・デゲネク(Milos Degenek)
マシュー・ジョルマン(Matthew Jurman)
ジェームス・メレディス(James Meredith)
ジョシュ・リズドン(Josh Risdon)
トレント・セインズバリー(Trent Sainsbury)
■ミッドフィールダー(MF)
ジャクソン・アーヴァイン(Jackson Irvine)
マイル・ジェディナク(Mile Jedinak)
ロビー・クルーズ(Robbie Kruse)
マッシモ・ルオンゴ(Massimo Luongo)
マーク・ミリガン(Mark Milligan)
アーロン・ムーイ(Aaron Mooy)
トム・ロギッチ(Tom Rogic)
■フォワード(FW)
ダニエル・アルザニー
ティム・ケーヒル
トミ・ユリッチ
マシュー・レッキー(Mathew Leckie)
アンドリュー・ナバウト(Andrew Nabbout)
ディミ・ペトラトス(Dimi Petratos)
ジェイミー・マクラーレン
(c)AFP