【5月25日 AFP】女子サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Women's Champions League 2017-18)は24日、ウクライナ・キエフで決勝が行われ、熊谷紗希(Saki Kumagai)が所属するオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は延長戦の末にVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)を4-1で下し、大会史上初の3連覇を飾った。また、通算5度目の優勝は歴代最多となっている。

 スコアレスで90分を終えた一戦は、延長前半にリヨンのアマンディーヌ・アンリ(Amandine Henry)、ウジェニー・ルソメ(Eugenie Le Sommer)、アーダ・ヘーゲルベルグ(Ada Hegerberg)の3人がネットを揺らし、ボルフスブルクを沈黙させると、最後は交代出場のカミーユ・アビリィ(Camille Abily)がダメ押しの4点目を入れた。

 対するドイツ王者のボルフスブルクは、延長前半3分にデンマーク代表のパーニル・ハーダー(Pernille Harder)のゴールで先制していたが、その直後にチームの要だったアレクサンドラ・ポップ (Alexandra Popp)が2枚目のイエローカードを受けて退場となり、歓喜から一転して地に落とされることになった。(c)AFP/Andy SCOTT