【6月2日 AFP】女子サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Women's Champions League 2016-17)は1日、英カーディフ(Cardiff)で決勝が行われ、熊谷紗希(Saki Kumagai)が所属するオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は、0-0で迎えたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)とのPK戦を7-6で制して連覇を果たし、通算4度目の優勝を飾った。

 120分の戦いを終えて2年連続のPK戦にもつれ込んだ試合で、リヨンは再び精神的な強さをみせた。

 両チームの守護神が1本ずつシュートを止めてPK戦はサドンデスに突入。14本中12本が成功となり迎えたPSGの8人目のキッカー、GKのカタジナ・キエドジネク(Katarzyna Kiedrzynek)がシュートを外すと、後攻のリヨンはこちらもGKのサラ・ブアディ(Sarah Bouhaddi)が優勝を決めるシュートを蹴り込んだ。

 女子チャンピオンズリーグの決勝がPK戦に突入したのは今回が3度目で、そのすべての試合にリヨンは絡んでいる。リヨンは2010年大会は1.FFCトゥルビーネ・ポツダム(1.FFC Turbine Potsdam)に屈したものの、昨年のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)との対決を制していた。

 またリヨンは今季フランスリーグで11連覇、国内カップ戦で6連覇を達成しており、2季連続の3冠を達成している。(c)AFP