【5月10日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは9日、第31節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はハリー・ケイン(Harry Kane)のゴールで1-0とニューカッスル(Newcastle United)に勝利した。同日行われた試合でチェルシー(Chelsea)が1-1でハダーズフィールド・タウン(Huddersfield Town)と引き分けたことで、トッテナムは4位以内が確定し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場が決まった。

 チェルシーが足元をすくわれたことにより、来季から6万2000人を収容する新スタジアムに移るトッテナムは3季連続のチャンピオンズリーグに臨むことになる。

 トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、「新スタジアムに移ってチャンピオンズリーグを戦えることは、クラブにとってとてつもなく大きいことだ」とコメントしている。

 トッテナムは公式戦ここ5試合でわずか1勝にとどまっており、この日も完調にはほど遠い浮き足だったパフォーマンスを見せていたが、ケインは後半5分に今季公式戦39得点目となるゴールで再びチームを救った。この結果、トッテナムはリバプール(Liverpool FC)を抜き、3位に浮上している。

 一方、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督の下で残り2試合となったアーセナル(Arsenal)は、10人での戦いを強いられ、レスター・シティ(Leicester City)に1-3で敗れた。

 先制点を許した直後の前半15分にアーセナルは、コンスタンティノス・マヴロパノス(Konstantinos Mavropanos)が得点したレスターのケレチ・イヘアナチョ(Kelechi Iheanacho)を倒したとして一発退場を命じられた。

 アーセナルはその後、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)がボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)からの移籍後13試合目で9得点目となるゴールを決めて同点に追い付いたが、PKからジェイミー・バーディー(Jamie Vardy)に勝ち越し点を許すと、さらにリヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)に3点目を奪われた。(c)AFP/Kieran CANNING