上海で金融裁判所を設立へ
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【5月10日 CNS】中国最高人民法院はこのほど、上海(Shanghai)で金融法院を設立するための草案を全国人民代表大会常務委員会に提出した。
草案によると、金融法院は現在、上海市の中級人民法院が管轄している金融・ビジネス案件と金融行政案件を取り扱う。管轄する案件は最高人民法院が決定する。
最高人民法院の周強(Zhou Qiang)院長は4月25日、金融法院の設立には中国の金融司法の国際的影響力を高めることと、国家金融戦略の一歩踏み込んだ実施、そして上海の国際金融センターとしての地位の発展という三つの意義があると説明した。
また周院長によると、上海金融法院が管轄する案件は、以下の四つに分類される。一つ目は上海市の中級人民法院が管轄する金融負債、手形、商業信用状、証券、先物、保険、融資リース、抵当、金融仲裁に関わる一審、二審と再審の金融・ビジネス案件。
二つ目は中級人民法院が管轄する金融監督管理機構が被告となる一審、二審と再審の金融行政案件。三つ目は上海市で発生した過去に例のない事案や重大、複雑な金融ビジネスに関する事案。金融・ビジネス案件と金融行政案件の一審。四つ目は中級人民法院が管轄する上海証券取引所、中国証券登記決算会社の上海支店、上海先物取引所などが被告の民事、行政案件とした。(c)CNS/JCM/AFPBB News