【5月4日 AFP】サッカー元イングランド代表DFで、プロボクサーへの転身を目指していたリオ・ファーディナンド(Rio Ferdinand)氏が3日、英国ボクシング管理委員会(BBBofC)からプロライセンスの申請を却下され、「失望した」ことを明らかにした。

 元WBCスーパーミドル級世界王者のリッチー・ウッドホール(Richie Woodhall)氏に師事し、オンライン・ブックメーカーのベットフェア(Betfair)が主催する「ディフェンダー・トゥ・コンテンダー(Defender to Contender)」というプロジェクトの支援を受けていたファーディナンド氏は、自身のフェイスブック(Facebook)に「プロボクサーのライセンスを取得してリングに上がることを目指すと表明して以降、週4、5回のトレーニングを積んできたので、グローブを置くことは本当に胸が痛む」と投稿した。

「ライセンス獲得を目指すと表明してから、身体的にも精神的にもかつてないほど手応えを感じていたにもかかわらず、委員会から現時点では申請内容を検討するつもりはないという通知を受け取った。この決定には、がっかりしたなんてものじゃない。ボクシングは身体的にタフで、厳しく、危険なスポーツだ」

「私はこのスポーツに最大限の敬意を払い、決して見くびったことはなく、どれだけ難しいことか承知していた。目標に向かって努力する姿を人々に見せたかった。成功を思い描いて全力を尽くし、すべてをささげることは大切だが、物事は時にうまくいかないものだ」

 現在39歳のファーディナンド氏は現役時代、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)をはじめ、ウェストハム(West Ham)、リーズ・ユナイテッド(Leeds United)、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)に所属。特にユナイテッドではリーグ優勝6回に加え、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇も経験した。

 英スポーツ界では、元クリケット選手のアンドリュー・フリントフ(Andrew Flintoff)氏がボクサーへ転身し、2012年にリチャード・ドーソン(Richard Dawson)と対戦して勝利を収めている。(c)AFP