【4月15日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは14日、第34節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)はオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)の移籍後リーグ戦初得点を含む2得点など、8分間で試合をひっくり返し、サウサンプトン(Southampton FC)に3-2で逆転勝利した。

 1月の移籍市場最終日にアーセナル(Arsenal)から加入したジルーだったが、その後は新天地でなかなか結果を残せず、W杯ロシア大会(2018 World Cup)のフランス代表メンバー入りも安泰ではなくなってきていた。

 ジルーは「キャリアの中でも特に難しい時期を過ごしてきたが、強くなって戻ろうと思っていたし、きょうそれを実現できた。一番大切なのは諦めず、自分たちを信じ、自分たちのサッカーをすることだ。きょうはチームのプレーを誇りに思う」とコメントした。

 来季のチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)に出場できる4位以内の確保を目指すチェルシーは、これでトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との勝ち点差を7に縮めている。ジルーは「数字上の可能性が残されている限り、トップ4に届くと信じ続ける。ここからは5試合の決勝戦だ。まずはそこに勝つことだ」と話した。

 一方、サウサンプトンはドゥシャン・タディッチ(Dusan Tadic)とリーグデビュー戦となるヤン・ベドナレク(Jan Bednarek)のゴールで主導権を握り、2017年11月以来久しぶりのホームでの勝利に近づいていたが、ジルーとエデン・アザール(Eden Hazard)に立て続けにゴールを許し、降格圏を脱出がさらに難しくなる痛い敗戦を喫している。(c)AFP