【4月9日 AFP】18MLSは8日、各地で試合が行われ、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が加入したロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)は、0-2でスポルティング・カンザスシティー(Sporting Kansas City)に敗れた。

 2点を追うギャラクシーは後半17分、終盤に得点を挙げる奇跡の再現を求めてイブラヒモビッチを投入したが、点差を縮めることはできなかった。

 試合を前にイブラヒモビッチは、先週の見事なデビュー戦を繰り返すことを期待しないようファンにくぎを刺していた。先月31日に行われたロサンゼルスFC(Los Angeles FCLAFC)戦で、イブラヒモビッチは途中出場から2得点を挙げてチームの4-3の逆転勝利に貢献し、見事なMLSデビューを飾っていた。

 この試合無得点に終わったイブラヒモビッチだったが、枠にはじかれるシュートを演出するなどいくつかチャンスを作り出した。ギャラクシーは幾度かゴールに迫ったが、スポルティングのGKティム・メリア(Tim Melia)が好セーブを見せた。

 スポルティングは後半11分、ペナルティーエリア内のこぼれ球を拾ったダニエル・サロイ(Daniel Salloi)のゴールで先制すると、その5分後にはこの日28歳の誕生日を迎えたジョニー・ラッセル(Johnny Russell)が、アシュリー・コール(Ashley Cole)とダニエル・スターズ(Daniel Steres)をドリブルでかわし、追加点を押し込んだ。

 この勝利でスポルティングは今季の成績を4勝1敗1分けとし、西カンファレンスの首位を守っている。(c)AFP