【4月7日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)が6日、オークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)戦で3試合連続となる本塁打を放った。エンゼルスのルーキーがデビューから3試合連続で一発を記録するのは球団史上初。試合もエンゼルスが13-9で打撃戦を制した。

 二刀流選手としてエンゼルスに入団して以来、旋風を巻き起こしている大谷は、この日も8番・指名打者(DH)で先発出場すると、2回の第1打席でインディアンス先発のダニエル・ゴセット(Daniel Gossett)の速球をたたき、449フィート(約137メートル)の打球を中堅スタンドに運んだ。

 本拠地デビューシリーズとなったクリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)戦では、3日にジョシュ・トムリン(Josh Tomlin)から本塁打を放ち、4日には昨季ア・リーグのサイ・ヤング賞(Cy Young Award)投手のコーリー・クルーバー(Corey Kluber)からもアーチを記録した大谷の一発で、アスレチックスは6-1とリードを縮められた。

 4回の打席は凡打に倒れた大谷は、5回の満塁の場面では押し出しの四球を選び、7回には一塁ゴロに倒れた。これでDHとして出場した最初の4試合での成績は16打数7安打3本塁打7打点となっている。

 右腕投手でもある大谷は、8日のアスレチックス戦でメジャー2度目の先発マウンドに上がる予定となっている。登板試合の間に打者として3ホーマーを記録するのは、1919年にベーブ・ルース(Babe Ruth)が成し遂げて以来の快挙となった。(c)AFP