【4月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するポール・ポグバ(Paul Pogba)がフランスのテレビ番組で、クラブでレギュラーが確保できなくなっている現状は「初めての体験」だと認めつつ、ユナイテッドでの巻き返しを誓った。

 ポグバは先月31日のスウォンジー・シティ(Swansea City)戦では先発で力強いプレーを見せ、快勝に貢献したが、チームが敗れた1月のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦で屈辱の途中交代を命じられたあたりから先発を外れることが増え、チームが敗退した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)のセビージャFC(Sevilla FC)戦でも30分しか出番がなかった。

 それでもポグバは、フランス代表での活動期間中に収録されたインタビューで「この経験が僕をさらに強くする。この壁を乗り越えて次のレベルにいかなくちゃならないと思う」と話した。

 ポグバはトッテナム戦の途中交代について「単なる戦術的なものだ。問題はない。誤解されているが、何もない」と話しつつ、「監督はジョゼ(・モウリーニョ〈Jose Mourinho〉)だし、監督の判断を尊重する。確かにプレー機会は減っている。キャリアで初めてのことだ。これまでは90分フル出場が当たり前だった。でも、実際にこうなっている」と続けた。

 そして、当時の世界最高額で加入したユナイテッドから去る可能性については「その話をするのは早すぎる。状況は変わるものだ」と答えた。

 一方、代表ではロシアとの親善試合で印象的なプレーを見せ、見事な直接FKからゴールも挙げた。インタビューでは、以前と同じようにファンの後押しを求めている。

「フランスでは、代表を後押しする姿勢が十分じゃないように思う。僕らはすごく良い選手の集まった良い世代だけど、それで勝利が約束されるわけじゃない。同じようにすごく強い国は他にもある。みんなのサポートが必要だ」 (c)AFP