【3月28日 AFP】サッカー国際親善試合は27日、各地で行われ、フランスは3-1でW杯(2018 World Cup)開催国のロシアに快勝。キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)のファインゴール2発とポール・ポグバ(Paul Pogba)の見事な直接FKが決まり、2-3の逆転負けを喫した23日のコロンビア戦から立て直した。

 ディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督は「われわれにはどの試合でもチャンスをつくり、ゴールを決める力があり、きょうは3点を取ることができた。改善点は常にある。前半は少しもったいないボールの失い方をしていたが、後半はそういうことが減った」とコメントした。

 一方のロシアは、0-3で敗れたブラジル戦から内容は改善し、フョードル・スモロフ(Fyodor Smolov)が1点を決めたが、チームはこれで5試合未勝利となっている。

 スタニスラフ・チェルチェソフ(Stanislav Cherchesov)監督は「きょうは全員ができる限りのことをしたが、やはりミスは出てしまった。内容を冷静に分析する必要がある」とコメントした。

「アルゼンチン戦の後、攻撃に迫力がないと批判された。ところがブラジル戦の後半に攻撃的なスタイルを試したら3失点。きょうは前半から攻撃的にいった。それでわかったのは、こういうチームを相手に最初からオープンなサッカーをやったら問題が起こるということだ。ただ幸運にも、われわれはW杯のグループリーグでブラジルやフランスとは当たらない」 (c)AFP