【3月23日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が22日、今夏に行われる2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)終了後のスペイン代表引退を示唆した。

 この日、6月14日に開幕するW杯について質問を受けたイニエスタは、国内ラジオ局のカデナ・セル(Cadena Ser)に対して「自分の年齢を考えれば、代表としてはこれが最後になるかもしれない」とコメントした。

 また、昨年にはクラブ史上初の「生涯契約」を結んだイニエスタだが、今後は中国スーパーリーグ(1部)に戦いの場を移し、創造性のある世界屈指のMFとして輝きを放ったバルセロナでのキャリアに幕を下ろす可能性もほのめかしている。

 バルサでのキャリア終了時期を実質的に自由に決められる契約を昨秋に結び、最近はますます中国行きのうわさが広まっている33歳は、クラブでの去就はフィジカル面の状態が決めることになるとしており、「もし残留するなら、すべての面で200パーセントと言ってもいい状態と感じられているからだ。そして、そう(残留)しないなら、それは自分に力が足りないと感じているからという理由になるだろう」と続けた。(c)AFP