【3月15日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が14日、中国への移籍オファーを受けていることを明かし、決断は4月末までに下すと語った。

 バルサの下部組織から頭角を現した33歳のイニエスタは、これまで同チームで通算400試合以上に出場しており、昨年10月にはクラブと「生涯契約」を結んだ。

 しかし、14日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)でチェルシー(Chelsea)に3-0で勝利し、チームが8強入りを決めた試合後、イニエスタは自身の将来は別の場所にある可能性があると認めた。

 イニエスタは「4月30日までにバルセロナに残るか、中国に行くかを決める。自分とクラブにとって何がベストか評価しないといけない」「私自身、そしてクラブとして、最大限に誠意のある決断になる」と話した。

 イニエスタはこれまで、中国スーパーリーグ(1部)の天津権健(Tianjin Quanjian FC)への移籍が取り沙汰されていたが、同クラブは今週、報道は「偽物」だとして、うわさを消すためには法的手段も辞さない構えを示していた。(c)AFP