【3月10日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は9日、ドイツ代表のマルコ・ロイス(Marco Reus)との契約を2023年まで延長したと発表した。同選手は以前の契約が2019年で満了を迎えることになっていたが、更改が遅れていたことでイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)やリバプール(Liverpool FC)への移籍が取り沙汰されていた。

 ドルトムントで生まれながらもボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)でキャリアを開始したロイスは、「子どもの頃から、このクラブの黒と黄色のユニホームでプレーすることを夢見ていた」とすると、「2012年からドルトムントのシャツを着ている。これからも、これを身に着けていくことを発表でき、うれしいし誇りに思う」とコメントした。

 現在28歳のロイスは、紛れもない才能の持ち主でありながらも度重なる故障に悩まされており、2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)と2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)では欠場を余儀なくされた。最近の試合ではチームの得点に貢献する活躍をみせており、今夏のW杯ロシア大会(2018 World Cup)までには万全の状態に仕上がる見通しとなっている。(c)AFP