【3月9日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)は8日、決勝トーナメント2回戦第1戦が各地で行われ、アーセナル(Arsenal)は敵地でACミラン(AC Milan)に2-0で勝利。激しい批判にさらされ、「悪夢のような1週間」を送っていたアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督も安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 アーセナルは前半15分、ヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)の加入後初ゴールで先制すると、ハーフタイム直前にはアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)もネットを揺らし、動揺するミランをさらに突き放した。

 この日まで13戦無敗だったミランを相手に、絶対的に必要とされていた結果を出してチームの公式戦連敗を4で止めた68歳のベンゲル監督は試合後、「ここ1週間は悪夢のようだったので、これは大きな勝利だ」「チームが示した闘争心と立て直しに満足している。ボクサーがKOされたような状況の時は立ち直る時間がないものだが、それでもやらないといけない」と語った。

 また、プレミアリーグでは4位から13ポイント離されているアーセナルは、今大会で初優勝を飾って来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権を手にしたいと考えており、指揮官は「何はともあれ貴重な勝利だが、勝ち上がりが決まったわけではない。しっかりとホームで仕事をやり遂げる必要がある」と上位進出へ自信を示した。

 この結果、欧州チャンピオンズリーグで7度の優勝経験を誇るミランは、1週間後に控えるエミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)での第2戦を勝つしかなくなった。チームを率いるジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督は「アーセナルは非常に厳しい状況にあるが、偉大なチームであることに変わりはない。われわれはミスを犯しすぎた」と悔やんだ。