【2月13日 AFP】平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子で連覇を目指す羽生結弦(Yuzuru Hanyu)が12日、会場となる江陵アイスアリーナ(Gangneung Ice Arena)で練習に臨んだ。

 昨年11月の練習で右足首を痛めて以来、約3か月ぶりに公の場で滑った羽生は、トリプルアクセルも決めた約15分間の練習でリラックスした表情を見せ、足首の状態への満足感からか、うなずいたりする場面もあった。13日にも記者会見とこの日より長めの練習を予定している23歳は、報道陣に「ありがとうございました。明日お願いします」と頭を下げ、会場を後にした。

 韓国・平昌(Pyeongchang)で、1948年大会と1952年大会を制したディック・バトン(Dick Button)氏以来となる五輪連覇を狙う羽生が出場する男子シングル・ショートプログラム(SP)は、16日に行われる。(c)AFP/Alastair HIMMER