【1月25日 AFP】(更新、写真追加)イタリア北部ミラノ近郊で25日、混み合った通勤列車が脱線し、少なくとも3人が死亡、10人が重傷を負った。救急当局が明らかにした。

 事故後数時間が経過する中、車両1台が線路上に横倒しになっており、救助隊員らが閉じ込められた乗客の捜索を行っている。

 ミラノ都市圏の救急当局関係者が伊衛星テレビ「スカイTG24(Sky TG24)」に語ったところによると、さらに約100人が軽傷を負っている。

 事故は午前7時(日本時間午後3時)ごろ、セグラーテ(Segrate)近くで発生。脱線の原因は現時点では明らかになっていない。

 列車の利用者は主に通勤・通学客で、クレモナ(Cremona)を午前5時32分に発車、ミラノには午前7時24分に到着予定だった。(c)AFP/Céline CORNU