【1月12日 AFP】スペイン国王杯(Copa del Rey 2017-18)は11日、5回戦の第2戦が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は5-0でセルタ(Celta de Vigo)を下し、2戦合計スコアを6-1として準々決勝進出を決めた。

 この一戦では、フィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)が1億6000万ユーロ(約213億円)の移籍金で加入してからは初めてカンプ・ノウ(Camp Nou)のスタンドから試合を観戦。メッシの見事なプレーなど、コウチーニョがピッチ上で披露された上質なプレーを味わうのに長い時間がかかることはなかった。

 第1戦を1-1で終えていた大会3連覇中のバルサは、4-0とリードを奪ってハーフタイムを迎え、エルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督も試合後には「前半は並外れていた」と振り返った。

 メッシは前半13分と同15分に、ともにジョルディ・アルバ(Jordi Alba)のアシストからダイレクトでシュートを放ち、チームに2点のリードをもたらした。

 するとメッシは今度はアシスト側に回り、アルバの得点をお膳立て。さらにルイス・スアレス(Luis Suarez)が相手ディフェンスの裏をつき、バルサは31分間で4点を手にした。

 後半は小康状態となった試合だったが、終了間際にバルサはウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)のCKからイヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)がチーム5点目を挙げた。

 アルバは試合後、「レオ(メッシ)がチームにいるのはぜいたくなこと。史上最高の選手だ。僕らは得点を狙って常に互いを見合っている。今日は2回できたね」と振り返った。(c)AFP