スペイン連盟元会長、W杯出場権剥奪の危機は「政府のせい」
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【12月19日 AFP】汚職などの容疑で逮捕され、現在スペインサッカー連盟(RFEF)から資格停止処分を科されているアンヘル・マリア・ビジャール(Angel Maria Villar)氏は18日、同国が2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)の出場権を剥奪される可能性に直面しているのは政府の責任だと批判した。
共謀、資金横領、文書偽造などの疑いで逮捕され、2週間の勾留を経て保釈されたビジャール氏は今年7月、1988年から務めてきたRFEFの会長職を停止された。この問題では現在、同国政府の後押しを受けたスペインスポーツ評議会(CSD)が会長選のやり直しを要求しており、これが国際サッカー連盟(FIFA)から政治介入であるとみなされた。
逮捕後にFIFAと欧州サッカー連盟(UEFA)の副会長職を辞任しているビジャール氏は、この日開かれた記者会見で「代表チームがW杯に出られなくなる可能性に直面しているのは、この国の政府のせいだ」と怒りをあらわにし、自身の不正行為についても繰り返し否定した。
FIFAは15日、「近日中にはFIFA・UEFAの合同代表団がマドリードに派遣され、同連盟の状況について監視および審査する」ことを表明。しかし、スペイン政府や代表選手はほとんど意に介する様子を見せていない。
スペインのマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相は、「筋書きが理解できない。私はスペインがW杯に出場して、必ず勝利すると確信している」とコメント。代表チームの主将を務めるセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)も、「話は聞いているが、私たちがピッチで勝ち取ったものが取り上げられるはずがない」と語った。(c)AFP