【12月2日 AFP】サッカー日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)監督が1日、W杯ロシア大会(2018 World Cup)のグループリーグ組み合わせ抽選の結果を受け、前回大会で1-4で敗れたコロンビアへのリベンジを誓った。

 6大会連続の出場となる日本は、コロンビア、セネガル、ポーランドと同組のグループHに入った。

 ハリルホジッチ監督は日本のメディアに対し、「もっと難しいグループに入る可能性もあった」とコメントしている。

「HはハリルホジッチのHだ」とジョークを飛ばした65歳の指揮官は、コロンビアとの初戦がかぎになるとの見解を示し、「すべてのチームがそれぞれの特徴を持つグループだ」と対戦国に目を向けた。

「コロンビア戦がキーとなる。本当に偶然なのだが、数日前に(コロンビア戦の)映像を見た。日本にとっては前回大会のリベンジのチャンスだ」

 2014年W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で日本は、決勝トーナメント進出が期待されていたが、グループリーグ最終戦でコロンビアに行方を阻まれた。

 ブラジル大会でアルジェリアを16強に導いたハリルホジッチ監督は、「セネガルのことはよく知っている。2メートルに迫る高さの相手とのデュエルが重要になる」と話した。

「ポーランドには世界最高のストライカーの一人、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)がいる。7か月あるので目標を定め、それを成し遂げるために懸命に準備したい。選手にはロシアに向けて備えてほしい」

 フィリップ・トルシエ(Philippe Troussier)氏の下、2002年の日韓大会で決勝トーナメントに進んだ日本は、岡田武史(Takeshi Okada)氏が率いた2010年の南アフリカ大会(2010 World Cup)でも16強入りしている。

 しかし近年は精彩を欠いており、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三(Kozo Tashima)会長はロシアでの躍進をチームに求めた。

「この組も強豪そろいで、良い準備をして臨みたいと思っています。特に初戦のコロンビア戦、この試合が最も大切だと考えています。この舞台に立ったということを、われわれは誇りに思わなければならない」 (c)AFP