【11月24日 AFP】(更新)エジプトの北シナイ(North Sinai)県で24日、武装集団がモスク(イスラム礼拝所)を襲撃し、少なくとも54人が死亡した。国営テレビが報じた。

 同テレビは、負傷者は少なくとも75人に上り、金曜礼拝に訪れていた信者らが標的になったと伝えている。

 警察関係者らによると、現場は同県の県都アリーシュ(El-Arish)から40キロほど西へ離れた位置にあり、モスクで礼拝が行われている最中に爆弾が爆発した後、武装集団が発砲を開始したという。

 犠牲者の中には、モスクで祈りをささげていた一般市民や徴集兵らも含まれている。(c)AFP