【11月14日 AFP】フランススキー連盟(FFS)は13日、2013年アルペンスキー世界選手権(2013 FIS Alpine World Ski Championships)の男子滑降で銅メダルを獲得したダビド・ポアソン(David Poisson)が、カナダ・ナキスカ(Nakiska)で行っていた練習中の事故で死亡したと発表した。

 35歳のポアソンは、今月25日と26日にカナダ・レイクルイーズ(Lake Louise)で行われるW杯に向けて、フランスのチームメートと練習を行っていた際に亡くなったとされているが、事故の詳しい状況は明らかにされていない。

 2010年のバンクーバー冬季五輪と2014年のソチ冬季五輪に出場しているポアソンについて、同連盟は声明で「このニュースに大きな衝撃を受けています。このつらい時期に際し、(ポアソンの)友人やご家族と悲しみを分かち合います」と述べた。

 2004年にW杯初出場を果たし、2015年のイタリア・サンタ・カテリーナ・ヴァルフルヴァ(Santa Caterina Valfurva)大会で唯一の表彰台を経験しているポアソンに対し、国際スキー連盟(FIS)も「ダビド・ポアソンのチームメート、友人、そして愛する人々に、心からお悔やみを申し上げる」と哀悼の意を表した。

 また、女子アルペンスキーのスター選手リンゼイ・ボン(Lindsey Vonn、米国)もツイッター(Twitter)に、「とても衝撃を受けています!彼のご家族に心からお悔やみを。安らかに眠って、ダビド」と投稿している。(c)AFP