【7月19日 AFP】スウェーデン人のフリーライドスキー女子チャンピオン、マチルダ・ラパポート(Matilda Rapaport)選手(30)がチリで雪崩に巻き込まれ、死亡したことが分かった。スウェーデンスキー連盟が18日、明らかにした。

 ラパポート選手は今月14日、チリにあるアンデス(Andes)山脈のリゾート、ファレジョネス(Farellones)で映画を撮影中に雪崩に巻き込まれていた。

 スウェーデンスキー連盟の声明によると、長時間、雪の下で生き埋めになっていたラパポート選手は昏睡状態に陥っていたが、酸欠による合併症で亡くなった。

 今年4月にはスイスのアルプス(Alps)山脈でエクストリームスノーボードの世界女王、エステル・バレ(Estelle Balet)選手が、やはり雪崩に巻き込まれて死亡している。

 ラパポート選手の夫はスウェーデン人のアルペンスキー選手、マティアス・ハルギン(Mattias Hargin)氏。(c)AFP