【11月8日 AFP】ロシア革命から100年となった7日、ロシア各地でタイムカプセルが開けられた。メッセージの大半は、革命から50年の1967年に書かれたもので、「未来の同志」に対する羨望(せんぼう)を表し、火星到達などの偉業を自信たっぷりに予想していた。

 これらのメッセージを書いた人々は、今から約30年前の1991年に旧ソ連が崩壊することなど知る由もなかった。ロシア革命が始まった11月7日はもはや国家の祝日ですらない。

 極東ブラゴベシチェンスク(Blagoveshchensk)にある学校では、住民らがロケットの形をしたカプセルを開けた。1967年の手書きの文書には、未来の世代は「美しい宮殿」を建設するだろうとあり、「われわれが行なったことすべては、わが国、人民、党に対するあらゆる献身をあなたたちが今日、感じられるようにするため」「われわれの想像通りになっていますように」と書かれていた。地元ニュースサイトがその様子を報じた。

 また、日刊紙コムソモリスカヤ・プラウダ(Komsomolskaya Pravda)によると、シベリア(Siberia)連邦管区オムスク(Omsk)の学校で開封された1977年のカプセルには、ウラジーミル・レーニン(Vladimir Lenin)の演説の録音と当時の書記長であるレオニード・ブレジネフ(Leonid Brezhnev)の書籍が入っていたという。

 旧ソ連は1961年に史上初の有人宇宙飛行に成功しており、手紙には宇宙飛行に対する当時の興奮も見て取れた。スベルドロフスク(Sverdlovsk)州セロフ(Serov)で開封された1967年の手紙では、同市が「超音速旅客ロケット飛行機の打ち上げ基地」を持つと予測されていた。

 他方で、地元ニュースサイトが報じたところによると、未来の人々が「カラーテレビとビデオ電話」を持つことになるだろうといった一文もみられ、そして「ちょっとうらやましいな! 共産主義社会の若き世代よ!」と書かれていたという。(c)AFP