【11月1日 AFP】世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships)で4度栄冠に輝き、冬季五輪では通算6個のメダルを獲得したアルペンスキー男子のボーディー・ミラー(Bode Miller、米国)が10月31日、現役引退を表明した。来年2月の平昌冬季五輪では米NBCスポーツ(NBC Sports)の解説者を務めるという。

 今年3月に平昌五輪に出場する可能性は「60対40」と口にしていた40歳のミラーは、NBCスポーツに対して「子どものことや時間、人生のことを考え、スキーについて改めて見つめなおしたが、モチベーションや野望など、復帰に必要なものが自分の中に残っていないと感じた」と語った。

 米国のアルペンスキー選手としては、五輪で最も輝かしい結果を残してきたミラーだが、2015年2月に行われた世界選手権のスーパー大回転で転倒し、右ハムストリングの腱を負傷して以降は大会から遠ざかっていた。

 1998年の長野大会で五輪デビューを飾ったミラーは、2010年バンクーバー冬季五輪のスーパー複合で自身唯一の金メダルを獲得。同五輪ではスーパー大回転で銀、滑降でも銅メダルを手にした。

 また、2002年ソルトレークシティー冬季五輪では大回転と複合で銀、2014年ソチ冬季五輪ではスーパー大回転で銅メダルを獲得し、アルペンスキーの最年長五輪メダリストに輝いていた。(c)AFP