【10月11日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選は10日、各地で行われ、グループAのオランダは2-0でスウェーデンに勝利したものの、得失点差で2位を逃し、予選敗退が決まった。主将のアリエン・ロッベン(Arjen Robben)は試合後、代表引退を表明した。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)でプレーするロッベンが有終の2得点を記録したものの、オランダはプレーオフに進出するのに必要な7-0の勝利には届かず、落胆の大きい予選の戦いを終えた。

 33歳のロッベンは、2003年4月のポルトガル戦で代表デビューを飾ると、通算96試合出場で37得点を記録。2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)では延長でスペインに屈したものの決勝に進出し、ブラジル大会(2014 World Cup)でも4強入りを果たした。

 ロッベンは「14年間は美しく、素晴らしかったとさえ言える。2010年と2014年のW杯のことは一生忘れない。最高の思い出だ。あの2大会の間、僕らは本当のチームになれた」とコメントした。(c)AFP