【9月22日 AFP】フランスの首都パリ(Paris)のセーヌ(Seine)川に19日夜、気候変動対策に向けた取り組みに一肌脱ごうと「デモサーファー」が現れた。

 エッフェル塔(Eiffel Tower)の目の前で、「環境への優しさ」をイメージしたピンク色のサーフボードでパドリングしたのは、世界を回って環境啓発活動を行っている米ハワイ(Hawaii)出身のアリソン・ティール(Alison Teal)さん。

 2015年に米誌タイム(Time)で「女性版インディ・ジョーンズ(Indiana Jones)」ともうたわれたティールさんは、気候変動対策の国際的枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」からの離脱方針を表明しているドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領に再考を求めている。

 ティールさんはAFPに「自分たちの環境を守り、手遅れになる前に気候変動を抑制するために行動しなければ、火星に引っ越すことになる。私は火星でサーフィンする用意はまだできていない」と語った。(c)AFP