【9月14日 AFP】米歌手のセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)さん(25)は14日、自身が患う難病のループス(全身性エリテマトーデス)の治療のために腎臓移植を受け、臓器提供者は女優のフランシア・レイサ(Francia Raisa)さんだったことを明らかにした。

 インスタグラム(Instagram)のフォロワー数最多記録を持つゴメスさんは、同サイト上で1億2600万人のフォロワーに向け、病院の隣り合わせに並んだベッド上でレイサさんと手をつないでいる写真を投稿。また腹部の大きな傷痕の写真も添えた。

 レイサさんは米ドラマ「アメリカン・ティーンエイジャー(The Secret Life of the American Teenager)」やコメディー映画『チアーズ3(Bring It On: All or Nothing)』への出演で知られている。

 ゴメスさんはレイサさんに対し、「腎臓を私に提供することで、究極の贈り物をしてくれて、犠牲を払ってくれた。私は信じられないほど恵まれている。とっても愛しているわ、シス(シスターの略)」とあふれる感謝の言葉を書き込んだ。

 ゴメスさんは2015年、免疫系が健康な組織を攻撃する慢性疾患の一種であるループスを患っていることを発表していた。(c)AFP