思いやりを運ぶ郵便配達員、中国・江西
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【9月3日 CNS】中国・江西省(Jiangxi)遂川県(Suichuan)郵政分公司の配達員、袁小洋(Yuan Xiaoyang)さんは今年42歳、この仕事に就いて10年になる。仕事に対しては一切手を抜かず、お客さんに対しては胸いっぱいの優しさで接する。
配達の仕事は大変だ。夏は汗まみれになるし、冬は全身が氷と霜で覆われる。40キロの配達ルートを、春夏秋冬、地元の人たちはいつもこの緑色の郵政局の制服を身にまとった「使者」を見かける。袁さんの配達先は、会社や企業の部門のほかに、接する機会が最も多いのが独居老人だ。
担当地域には李沅善さん、王先達さん、李正生さんの3人の老人が住んでおり、3人ともずっと新聞を購読し続けている。袁さんは毎回、家の中まで新聞を送り届け、時間に余裕のある時は新聞を読んで聞かせたり、世間話をしたりする。そのほかにも、重い荷物を抱えるなどして困っている人を見かけると、たとえ配達の途中であっても、また自分の客であろうがなかろうが、袁さんは荷物を持ってあげて、家まで送るのだという。
「人のために何かできるということは、どんなに疲れても苦しくても幸福なことです」。数多くいる配達員のうちの1人。袁さんは10年間、この簡単だがとても重みのある言葉を、身をもって証明し続けている。(c)CNS/JCM/AFPBB News